農薬(除草剤)に関するよくある質問:グリホサート除草剤を使用した後の植え付け時期は? By NPIC(米国立農薬情報センター)

目次

除草剤を使用した後の植え付け時期は?

ジュリアは、春に合わせて初めての家を購入し、庭に植物を植えようと張り切っていました。理想的な場所を見つけたものの、その場所は草や雑草が生い茂っていました。ジュリアは、この場所をきれいにして、庭のための土を整えたいと思い、地元の小売店にアドバイスを求めました。その小売店では、雑草を枯らす農薬(除草剤)を勧められました。ラベルに書かれている指示通りに雑草に散布すれば、2、3日で効果が現れるはずだと教えてくれました。

 

翌日、ジュリアはその製品を雑草に散布しました。数日後、ジュリアは雑草が枯れ始め、緑色を失っていくのを見て感動しました。しかし、近くの植物や、これから植える野菜はどうなるのだろうかと心配になりました。土の中を移動して花に悪影響を与えないだろうか?野菜が育たないのではないか、雑草のように枯れてしまうのではないか。庭に植えるにはどのくらいの期間が必要なのだろうか?ジュリアはたくさんの疑問を抱き、その答えを求めてNPIC(国立農薬情報センター)に電話することにしました。

グリホサート除草剤 ガーデニング
グリホサート除草剤 ガーデニング

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テイクホームメッセージ

ジュリアは、除草剤の中にはグリホサートという有効成分を少なくとも1つ含んでいるものがあることを知りました。グリホサート除草剤は、非選択性の除草剤で、散布後に葉から吸収され、根を含む植物全体に行き渡ります。グリホサートは、植物が生存に必要な特定の化合物を作るのを妨げる作用があります。

ジュリアはまた、グリホサートは一度散布されると土壌中に留まり、近くの花など未処理の植物への移動が制限されることを知りました。(グリホサートは土の中では効果を発揮しないという意味)土の中では、グリホサートは数日から数週間でグリホサート分解され、土に付着することで、後に同じ土の中で育つ未処理の植物(ジュリアが植えた野菜など)がグリホサートを利用できなくなるのです。

NPIC(国立農薬情報センター)の専門家によると、消費者が購入できる除草剤にはさまざまな種類があるといいます。畑の準備に適したものもあれば、そうでないものもあります。消費者は常に製品ラベルをよく読み、その製品がこの用途に承認されていることを確認する必要があります。また、ジュリアは、製品ラベルを見れば、使用後にどれくらい早く野菜を植えられるかがわかることも知りました。ジュリアは製品ラベルから、キュウリやピーマンは今すぐ植えられるが、トマトやハーブを植えるには数週間待たなければならないことを知りました。NPICの専門家はまた、ジュリアに地元の協力関係にあるエクステンション・サービスの電話番号を教え、庭に植える前の土作りについてアドバイスを求めました。

 

転載元:http://npic.orst.edu/capro/whentoplant.html


今回は、アメリカのオレゴン州立大学と米国環境保護庁の協力による米国国立農薬情報センター(NPIC)という機関のウェブサイトに載っている記事を翻訳・編集しています。このセンター(NPIC)は、農薬についての科学に基づいた客観的な情報やトピックを人々に提供し、人々が情報に基づいた選択(インフォームドディシジョン)を行えることに貢献しています。今回は、ケーススタディとして、除草剤に対する一般的な質問について書かれた記事を紹介しました。

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