グリホサート使い方(希釈方法などについて)by John DeMerceau

目次

グリホサートとは成長して欲しくない雑草を枯らします。

グリホサート 作用は、不要な植物(雑草)が成長に必要なタンパク質を作らないようにし、グリホサートとは、その植物を枯らす化学物質の名前です。庭の花壇の雑草や不要な草を枯らすのにグリホサートを使用できます。また、ツタウルシやウルシを駆除したり、木の切り株を枯らすのにも使われています。混合グリホサート製品と濃縮グリホサート製品の両方が、芝生や園芸用品の小売店で販売されており、主要なブランドには、さらに効率を高めるために他の除草剤も含まれています。適切に混合して使用する限り、グリホサート 安全性が認められており、効果的です。
文中の青字*は翻訳編集コメントです。ここでは、一般的なグリホサート系除草剤の使い方について、希釈が必要なグリホサート剤と、希釈が必要ではなく、もとから希釈されているタイプとの2つのタイプにわけて説明されています。詳しい希釈方法は、ご購入された製品のラベルをご参考にしてください。

 

濃縮グリホサートの場合

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1ガロン(約3.78リットル)の噴霧器のタンクに半分まで水を入れます。グリホサート製品に付属の計量器または計量スプーンを使って、製品ラベルで推奨されている1ガロン(約3.78リットル)あたりのグリホサートの量を測ります。タンクにグリホサートを注ぎ、1ガロン(約3.78リットル)のマークまで満たします。※転載元の記事は米国の記事なので、米国の単位で記載されています。詳しくは、日本のグリホサート系除草剤のメーカーのホームページで、希釈方法などご確認ください。

 

2

圧力インジケータが使用可能であることを示すまで、スプレータンクを上下に動かします。噴霧器のノズルを調整して、粗いスプレーが出るようにします。スプレータンクの引き金を押して、花壇やコンクリート舗装の隙間、車道や中庭の端などに生えている不要な雑草や植物、草に直接薬剤を散布します。枯らしたい植物(雑草)や草が十分に濡れていることを確認してください。

 

3

噴霧器のタンクを水と中性洗剤でよく洗います。濃縮グリホサートの空パッケージは、新聞紙やビニール袋に包んでゴミ箱に入れてください。

 

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最初の散布から4週間以内に枯れない雑草には、再度グリホサートを散布してください。

グリホサート 希釈 ガーデニング
グリホサート 希釈 ガーデニング

混合グリホサート(希釈済みタイプ)の場合

1

パッケージの指示に従って、グリホサート除草剤のパッケージを準備します。キャップを外してスプレーホースを取り付けたり、トリガースプレーの操作を妨げる安全キャッチを外したり開いたり、キャップを外してグリホサートのエアゾール缶のノズルに付いている安全キャッチを外したりします。

 

2

グリホサートのパッケージに付属しているトリガーまたはホースのスプレーノズルのノズルを、粗いスプレーが出るように設定します。パッケージのトリガーまたはディスペンサーのハンドルを、枯らしたい雑草の上に持ちます。トリガーやノズルを押して、雑草や草が濡れるまでスプレーします。

 

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グリホサートの詰め替え用容器のタンクを水と中性洗剤で洗います。グリホサートを再散布する必要があるときは、同じ製品の詰め替え用パッケージの内容物を詰め替えてください。空の単回使用容器は、空になったらすぐに廃棄し、必ず新聞紙で包み、使用済み化学物質容器の廃棄に関する規則に従ってください。(国、地域ごとによって異なるので、お住まいの国・地域の規則に従ってください。)

 

4

最初の処理から4週間後に、生き残っている雑草にグリホサートを再度、適用してください。

 

 

転載元:”How to Use Glyphosate”,John DeMerceau, SFGATE

https://homeguides.sfgate.com/use-glyphosate-43154.html


今回は、サンフランシスコ・クロニクルに掲載された、John DeMerceau氏による一般的なグリホサート除草剤の使い方についてのポストを翻訳・転載しました。グリホサート除草剤の希釈が必要なタイプと、もとから希釈されているタイプとがありますが、この記事では、あくまでも一般的な使い方を示しています。詳しい希釈量・方法やその他詳細情報は、ご購入されたグリホサート系除草剤の製品ラベルをご確認ください。

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