グリホサート除草剤とは?
グリホサートとは、40年以上前から作物保護のために使用されているアミノ酸系の除草剤です。
雑草を枯らした後は、土壌には残らずに分解されることから消費者や動物に無害で、広範囲の雑草を駆除できるグリホサート 作用機構は農業現場で広く使用されています。
もちろんグリホサート 除草剤は他の農薬などと同様に、製品のラベルに記載された通りに使用しなければなりません。
最も広く使われているグリホサートは、一番身近で作物に散布する現場作業者の両方に対する安全性を確立するために、これまで数多くの毒物学的研究実験が行われ、グリホサートの安全性は公的な規制機関などによって検証され、確認されてきました。
これらのレビューから得られた知見によると、適切に使用した場合、グリホサート 発がん性はないという証明がされています。
農業労働者が作物の世話をするために正しいグリホサート 使い方の場合には安全であるエビデンスが揃っています。
グリホサート農薬の監視と規制はどこで?
グリホサートを含む農薬の使用については、米国環境保護庁(EPA)、米国農務省(USDA)米国食品医薬品局(FDA)などによってグリホサート 分析方法と結果については厳密に監視と規制がされています。
グリホサート 安全に関する最新の声明として、EPAは2020年1月に「EPAは、米国で最も広く使用されている除草剤であるグリホサートの規制レビューをしました。EPAは、グリホサートをラベルに従って使用した場合、人の健康に懸念されるリスクはなく、発がん性はないと結論付けています。
残留グリホサート農薬とは?
実際には収穫後の食品には、他の農薬と同様に、農場から出荷された後の農産物には「残留物」と呼ばれる少量の物質が存在することがあります。
EPAはそのための厳しい制限値(または「許容値」)を設定しています。FDAとUSDAは、食品中および食品上の残留農薬のレベルを監視する責任を分担しています。残留農薬は、もしあったとしても、大人と子どもの両方にとって安全なレベル(EPAが定めた値)の範囲内であることは言うまでもありません。
残留基準は、農薬が残留する食品を長期間に摂取しても、高濃度の農薬が残留した食品を短期間に大量摂取しても人の健康に悪影響を及ぼすおそれのないことを確認して設定されています。農薬登録がないものや外国で使用されている農薬などの理由で基準が設けられていない作物には、日本では一律基準(0.01ppm)が適用されています。
基準の0.01ppmは、薬事・食品衛生審議会農薬・動物医薬品部会において「許容される摂取量」、「暴露量」について、国際的な評価機関のデータ、国内ですでに評価されている農薬等のデータ、食品摂取量を踏まえて設定されました。
ポジティブリスト制度を導入している他国の一律基準は、ドイツでは日本と同様の0.01ppm、カナダ、ニュージーランドでは日本より多い0.1ppmが設定されています。同制度の導入が決定されたEUにおいても0.01ppmという一律基準が設定されています。つまり、国内の0.01ppmは他国の基準と同等または厳格だと言えるのではないでしょうか。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/dl/060516-1.pdf