農業女子が急増中!?農業の魅力とは

目次

農業女子とは

農作業というと重労働であり、女性には向かないというイメージを持つ人も少なくないかも知れません。しかし、ポストコロナ時代の新たな取り組みとして農業を志す女性も増えており、その総称として「農業女子」と呼ばれることがあります。

女性の農業就業の加速を受けて、2016年には初めて農業女子プロジェクトアワードが開催されました。1年間活動してきた農業女子たちのなかから、日々の取り組みに対して最優秀者を決めるというイベントです。応募は普段の活動についての内容のみ有効で、販促プロモーション部門、コミュニティ部門など合計5つの部門があります。5つの部門からはそれぞれファイナリストが選ばれ、さらにその中から「農業女子PJオブ・ザ・イヤー」が決定されます。

審査基準は独創性、共感性、社会的価値、将来性、実現可能性の5つで、これらの項目から総合的に判断します。農業女子PJアワードは、農家で働く女性たちの輝く姿、そして農業の魅力を広く社会に知ってもらう機会にもなりました。

農業女子ムーブメントの理由

農業従事者に女性が占める割合はまだまだ少ないのが現状です。しかし食料自給率の低下や、種苗法の改正やTPPなどによる食卓における輸入食品の割合の増加などを危惧する声が生まれ、今後の農業に対する考え方も少しずつ変わりつつあります。そこで、男性の目線では気付きにくい消費者側に立った女性の目線が必要とされ始めています。

農業女子
女性だからこその視点が農業で生かされるとき

大量生産で大きな利益を得ようとする従来型の農業に比べて、新しく参入した女性の起農家に多いのは必要な種類を必要な分だけ栽培する方法です。大量の収穫は見込めませんが、旬ごとに美味しい野菜を提供することで顧客を獲得することに成功しています。また、オーガニックなど身体に良い栽培法を採用することで付加価値をつけ、多少高くても売れる野菜を売るなど女性ならではの工夫をしています。そういった自分のこだわりを体現していけるところも、農業女子が農業に惹きつけられる理由のひとつでしょう。

就職先として考える農業の魅力

農家で働きたいと思っている方の中には、どうすれば農家に就職できるのかが分からない方はまず求人サイトから探して就みましょう。一般的な求人サイトでは探しにくいのですが、農業に特化した専門サイトやハローワーク、JA、厚生労働省のサイトなどに掲載されています。

就職先としての農業の魅力は様々ですが、その一つとしてまったくの農業未経験者でもできる仕事もあるということが挙げられます。まずは、専門的な知識が少なくてもできる収穫や出荷などから始め、徐々に作物や畑のことを知っていけばよいのです。ただ、働きながら仕事を覚えていくのは大変です。また、知識を持って就職した人と差も生まれてくるでしょう。ですので、就職する前には一通りの基礎知識を身につけておくのがおすすめです。農家によっては、インターンシップを実施しています。現場での体験を重ねていけば、仕事の内容や作物の特徴などが掴めます。また、どんな作物を育てたいかの見極めにもなるでしょう。

農業女子
就職先としての農業の魅力を探る

農業女子プロジェクト

農林水産省が農業経営者として活躍する女性をサポートし、農業全体の活性化、また農業の魅力の発信・向上へ取り組むことを目的とした「農業女子プロジェクト」。農業女子プロジェクトは、全国各地にいる女性の農業経営者同士をつなげるコミュニティです。さまざまな企業とコラボして、農業女子の声を発信したり、問題解決に取り組んだりしています。

農業女子プロジェクトの主な取り組みは次のようなものです。

・全国の農業女子同士をつなげる

・農業女子の声を広く発信する

・企業とコラボすることで農業女子の希望を叶える

・農業女子が抱える問題点を解決する

農業女子
勢い盛んな農業女子プロジェクト!

こうした活動によって農業女子の社会的な存在感を高め、就農をめざす若い女性の増加を図るとともに、農業全体のイメージアップや活性化にも役立っています。また、消費者との結びつき強化、持続可能な社会の実現といった農業が抱える大きな課題にも積極的に取り組んでいます。2013年に37名の農業女子メンバーでスタートし、現在では全国でメンバー886人(2021年12月時点)、参画企業37社、教育機関8校からなる大きなプロジェクトとなりました。

農業女子になるには?

農業女子になるには、雇用就農(農業法人に就職する)と新規就農(自ら農業経営を始める)があります。就農方法はさまざまなので、自分に合った方法を選択することが大切です。また、農業法人への就職は、自分がやりたい農業が実現できるのか、独立を目指す際には、どのような技術・知識が習得できるのか、就職先を詳しく調べたうえで応募しましょう。

 

シェア
Share on facebook
Share on twitter