母の日には特別な花を贈ろう

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2022年の母の日は特別な日にしよう。母の日の始まりは?

年に一度、お母さんに日頃の感謝を伝える「母の日」。実は毎年日付が変わるので、「母の日っていつだったっけ?」となりがちでしょう。母の日は毎年5月の第2日曜日です。ゴールデンウィークが明けてすぐの、5月初旬~中旬頃になります。「うっかり母の日が過ぎてしまった」ということにならないよう、カレンダーに印をつけておくといいかもしれません。

母の日 花 カーネーション
母の日には赤いカーネーションを贈る人が多い

母の日は知っていても、なぜ母の日が生まれたか知らない方も多いのではないでしょうか。母の日の起源には、色々な説があります。その中でもよく知られているのは、100年前にアメリカで始まったという説です。ウェストヴァージニア州にアンナ・ジャービスという女性がいました。彼女は1908年5月10日に、母親を追悼するため教会で白いカーネーションを配ったのです。このことが母の日の起源となり、1910年に知事が5月第2日曜日を母の日にすると宣言しました。やがてこの風習がアメリカ全土に広まって行ったということです。

日本で初めて母の日のイベントが行われたのは、明治末期頃と言われています。1915年(大正4年)から教会でイベントが行われるようになりました。そして徐々に一般に広まっていったのです。公式に5月の第2日曜日が母の日となったのは、1947年(昭和22年)でした。

母の日にはお花をプレゼントしたい

「いつもありがとう」という気持ちを込めて、母の日はお母さんにお花をプレゼントします。お花は、ちょうど5月に旬を迎えるアジサイや、優雅で美しいバラも良いでしょう。しかし母の日の花といえば、カーネーションを思い浮かべる人が多いと思います。

カーネーションはナデシコ科の多年草です。切り花でブーケとして贈る方が多いでしょう。ベースとセットでブーケを贈ったり、お菓子の詰め合わせと共に贈ることもできます。長くお花を楽しんで欲しければ、鉢で贈るのも良さそうです。

母の日のギフトとして人気があるカーネーションの色は、赤とピンクです。しかし実はカーネーションは、黄色、青、紫、オレンジ、白など、様々な色の種類があります。

母の日 花 カーネーション
カーネーションは黄色、青、紫、オレンジ、白など、様々な色の種類があります

母の日の花言葉

カーネーションは、それぞれの色により花言葉が違います。どんな花言葉があるか、ご紹介しましょう。

まず、赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」「母の愛」「真実の愛」です。母の日に、一番人気があるのも納得できる花言葉ではないでしょうか。次にピンクのカーネーションの花言葉は「感謝の心」「温かい心」などです。お母さんに感謝を伝える日に相応しい花言葉でしょう。

オレンジのカーネーションの花言葉は「清らかな慕情」「熱烈な愛」などです。お母さんへの深い愛が感じられる言葉でしょう。紫色の花言葉は「誇り」「気品」になります。紫という色が持つ、上品で優美なイメージにぴったりです。色も珍しいので、喜んでもらえるかもしれません。青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」「幸福を贈る」という意味です。いつまでもお母さんに元気で幸せでいて欲しいという気持ちを込めて贈ると良いでしょう。

カーネーション以外に母の日に相応しい花の贈り物が、アジサイとバラです。アジサイの花言葉は「家族の結びつき」「家族団らん」「辛抱強い愛情」で、母の日にぴったりでしょう。バラの花言葉は赤色が「愛」、ピンクは「感銘」です。黄色は「嫉妬」「愛情の薄らぎ」というネガティブな意味があるので、避けた方がいいでしょう。

花の癒し効果について

お花を見て、良い香りを嗅いで、うっとりと幸せな気持ちになる方は多いのではないでしょうか。実は私たちがお花を見たとき、幸せホルモンと呼ばれる物質が分泌されます。ドーパミン、オキシトシン、セロトニンの3つです。この幸せホルモンの分泌により、ストレスが和らぎ幸福感を感じます。お花には、心を癒やしてくれる効果があるのです。

部屋にお花を飾っていると、疲労や緊張、不安などネガティブな気持ちが抑えられます。さらにお花には、モチベーションアップ効果もあるのです。そのため、オフィスにお花を飾るのも良いとされています。アメリカの研究により、生産性が上がり、想像力が刺激されるという効果がわかったそうです。

オフィス お花
オフィスにお花を飾ると、生産性が上がり、想像力が刺激されるという効果がある

このように、お花には良い効果がたくさんあります。日頃の感謝を込めて、母の日にお母さんにお花を贈りましょう。今年は特別な母の日にするため、いつもと違うお花を贈るのもいいかもしれません。また、お菓子やカードを添えても喜ばれるでしょう。

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