昔ながらの耕作農業に戻ることは有効なのか

目次

農家の収穫量を維持のために必要なもの

 

農薬や除草剤を使わないで作物が収穫できるなら、もちろん望ましいです。

ではなぜ、グリホサート イソプロピルアミン塩を成分とする除草剤が必要なのか、

それを実際に利用しないとなるとどうなるのか、その影響について考えてみましょう。

 

雑草は、栄養分、水、酸素、日光などをめぐって作物と競合するだけでなく、害虫や病気などの作物の敵を媒介することもあります。このような雑草と作物の命の奪い合いは、作物の成長を遅らせたり、妨げたりします。

グリホサート系除草剤は、雑草をコントロールし、農家の収穫量を維持するために、非常に的を絞った方法で作用することができます。

 

併せて、40年以上の利用実績とグリホサート 使い方がラベルの表記に準じている場合にはリスクがないと複数の規制機関がその安全性を評価しています。そういったグリホサート 安全の裏付けがあって、作物の安定的な供給に貢献をしてくれているのです。

つまりは私たちの食卓の豊かさを支えてくれているのです。

グリホサート 除草剤を利用しない昔ながらの耕作農業にした場合にはどのような影響があるのでしょうか。

グリホサートリニューアルグループからEUにおける場合にどのような影響が想定されているのかを抜粋します。

 

小麦の生産量への影響

最大で2,400万トンの減少、コストでは105億ユーロの増加を見込んでいるとのこと。

グリホサートがなければ、EUにおける小麦の生産量は最大で2,400万トン減少すると推定されています。小麦では8〜18%の収量減が記録され、大麦にも同様の割合(8〜19%)の影響があると考えられます。

 

EUレベルでは、小麦生産におけるグリホサート 作用機構を段階的に廃止すると、農業生産高(したがって収入)の減少と生産コストの上昇の両方が原因で、最大105億ユーロのコスト増になると考えられます。

 

引用元:https://www.glyphosate.eu/useful-information/agro-economic-considerations/the-case-of-cereals/

 

ジャガイモの生産量への影響

最大で1,040万トンの減少、コストでは最大20億ユーロの増加を見込んでいるとのこと。

ジャガイモの栽培面積は長期的には減少傾向で、2000年と2018年を比較するとほぼ半減しています。

 

グリホサート イソプロピルアミン塩を使用しない場合、EUにおけるジャガイモの生産量は最大で1,040万トン減少すると推定されています。

 

EUレベルでは、ジャガイモ生産におけるグリホサートの段階的使用を中止すると、農業生産高(したがって収入)の減少と生産コストの上昇の両方により、この分野のコストが最大で20億ユーロ増加することになります。

 

引用元:https://www.glyphosate.eu/useful-information/agro-economic-considerations/the-case-of-potatoes/

グリホサート系除草剤
グリホサート系除草剤

ブドウの生産量への影響

ブドウについては470万トンの減少、コストでは最大で42億ユーロの増加とのこと。

グリホサート 作用機構を段階的に廃止した場合、生産コストが平均で177%増加すると予測されています。

グリホサートを使用しない場合、EUにおけるブドウの生産量は最大で470万トン減少すると推定されています。この作物では1〜3%の収量減が記録されると予想されています。

 

EUでは、ブドウの木へのグリホサートの使用を段階的に廃止すると、農業生産高(したがって収益)の減少と生産コストの上昇の両方により、この分野のコストが最大で42億ユーロ増加することになる。

 

2017年にイタリアの農家を対象に行われた調査では、グリホサートを段階的に廃止した場合、生産コストが平均で177%増加すると予測されています。特に、代替の化学物質を使用した場合には1ヘクタールあたり125ユーロ、グリホサートの代わりに完全な機械的雑草管理を選択した場合には1ヘクタールあたり263ユーロのコスト増になると予測されています。

 

引用元:https://www.glyphosate.eu/useful-information/agro-economic-considerations/the-case-of-grape-vines/

グリホサート系除草剤
グリホサート系除草剤

なぜ農薬が必要なのか

グリホサート系除草剤の利用がない場合のEUにおける具体的な収穫の減少やコスト増への予測についてどう感じられましたか。

 

私たち誰もが、生きていくために安定的な食物の供給を望み、できれば農薬などが使われていないことも望んでいます。それはいつの時代にも変わらないものでしょう。

しかし安定的な価格と供給の両方を実現するには、無農薬だけでは難しい現実があります。

 

安全を確保しながら安定的な確保のためには、規制機関の統制などを踏まえた上での安全な農薬やグリホサート系除草剤の利用は必要なのではないでしょうか。

 

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