夏の厳しい暑さで寝不足に…。夏の快眠に必要な工夫とは?

目次

睡眠の3つの役割と、寝不足がもたらす悪影響

は熱帯夜などが続き、快眠が難しい夜もあるでしょう。しかし、寝不足が続くと心身に影響が出てしまいます。寝不足というと、睡眠時間の不足と考える方が多いかもしれません。しかし最近では、睡眠時間の長さだけでなく、睡眠の質も重要であると考えられています。夏でも快眠を得るためにはどうしたらいいか、考えていきましょう。

私達が生きていく上で、必要不可欠な睡眠。睡眠には大切な3つの役割があります。1つめは脳や体の疲れを取る役割です。浅い眠りであるレム睡眠では体を休め、深い眠りのノンレム睡眠では脳を休めます。全身の疲労回復に効果があると言っていいでしょう。2つめは傷ついた細胞を修復し、体の成長を促す役割です。睡眠中は脳から成長ホルモンが多く分泌されます。成長ホルモンは代謝を良くし、細胞を修復・再生するのです。3つめは記憶の整理という役割があります。

睡眠はこのように大切な役割を持つため、睡眠不足になると心身に様々な影響が出て来るでしょう。まず、睡眠不足が続くと免疫力が落ちると言われています。それにより、生活習慣病の発症・悪化のリスクが高まるでしょう。また、睡眠不足は精神にも大きな影響を与えます。ストレスが増加し、自律神経失調症や認知機能低下のリスクも高まるのです。食欲をコントロールするホルモンも乱れるため、肥満になる確立も上がります。肌荒れやニキビに悩まされる人も多くなるでしょう。

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睡眠不足になると心身に様々な影響が出て来ます

夏の快眠のために、温度・湿度の関係を知ろう

エアコンで部屋を冷やすと寒すぎて起きてしまう…かといって途中でエアコンを止めると暑すぎて起きてしまう…。夏の睡眠環境を完璧にするのは、なかなか難しいものです。夏の快眠を実現するためには、温度と湿度の関係を知る必要があります。

夏の夜を快適に過ごすために重要なのは、湿度を上手にコントロールすることでしょう。温度調節ももちろん重要ですが、湿度はそれ以上に重要かもしれません。なぜなら、同じ気温でも、湿度により体感温度が変わるからです。湿度が低いと汗が蒸発しやすくなるため涼しく感じます。しかし、湿度が高ければ汗が蒸発しにくいため、暑さを感じるのです。

日本は高温多湿な気候のため、温度と湿度の両方を適正に保つことが大事です。夏場の快適な温度は25~28℃、湿度は40~60%と言われています。寝室の温度と湿度を、適正に保てるようにしておくといいでしょう。

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夏の快眠を実現するためには、温度と湿度の関係を知ろう

夏に快眠のコツ

熱帯夜でもぐっすり眠るために、快眠のコツをおさえておきましょう。安眠の鍵を握るのは、ずばり「体温」です。しかし重要なのは皮膚表面の「体温」ではなく、脳を含めた内蔵の体温である「深部体温」。深部体温が下がると、人間は自然と眠くなります。逆に、この深部体温が高いままだと眠りに入りにくいのです。

深部体温をスムーズに下げるためには、入浴による体温の反動を利用します。一度上がった深部体温は、反動でより下げようとする性質があるのです。夏でも38~40℃のお風呂に、20分ほどつかりましょう。入浴で深部体温は0.5℃上がり、1時間かけて徐々に下がります。このときに眠気が高まるので、タイミングを逃さず入眠するといいでしょう。逆を言えば、眠りにつく1時間~1時間半くらい前にお風呂に入るのがいいということです。

ただ、夏はお湯につかりたくないという人もいると思います。その場合は、シャワーで足首・手首・首の後ろなど太い血管が通っている部分に、5分ほど熱めのシャワーを当てましょう。

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寝具の冷感グッズを上手く取り入れよう

夏の快眠グッズ

寝苦しい夜には、快眠グッズを取り入れてみるといいかもしれません。寝具の快眠グッズをいくつかご紹介します。

・冷感ジェルマット
本格的な熱帯夜には、ジェルマットがおすすめです。吸熱反応により、ひんやり感を生み出します。素肌には少し冷たく感じるかもしれません。

・冷感ブランケット
いくら暑くても、お腹には何かかけておきたいもの。肌が触れるだけでひんやりするので、夏の夜にぴったりです。お子様にもおすすめ。

・冷感枕カバー
いつも使っている枕はそのままで、枕カバーだけ冷感のあるものに変えてみましょう。肌触りが良く、サラサラして気持ちがいいです。

そのほか寝具以外の快眠グッズとしては、サーキュレーターがあります。サーキュレーターで空気を循環させ、部屋全体を涼しくしましょう。湿度があると体感温度が高くなるので、小型の除湿機を枕元で稼働させておくのもおすすめです。

夏は工夫して睡眠環境を快適に

夏祭り旅行に、楽しみが満載の夏が始まりました。しかし暑さが厳しい夏は、寝苦しくて困ります。睡眠は生きていく上で必要不可欠なもの。睡眠環境を快適にして、質の良い睡眠を取りましょう。

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