国や自治体からの農業補助金。自分に合った返済不要の補助金で安定経営を目指そう

目次

農業に活用できる補助金

これから農業を始めようとする方の中には、資金面に不安がある方もいるでしょう。既に営農されている方でも、新たな挑戦を目指して多額の資金が必要かもしれません。「なにか良い補助金制度はないだろうか?」という方へ、農業に活用できる補助金について解説します。

高齢化による後継者不足が大きな問題となっている日本の農業。未来のために、就農者の数を増やすことが急務です。しかし、営農にはお金がかかります。そんな農業従事者の経営をサポートするため、国や地方自治体は多くの補助金制度を用意しています。

農業における目的別の補助金の種類には、以下のようなものがあります。

<目的別・補助金の種類>
● 設備投資・物品購入に関する補助金
● 人材雇用に関する補助金
● 新規就農に関する補助金
● 農地集積・改善に関する補助金
● 収益補填に関する補助金

補助金とは、申請した後、審査を通過したら受給できるものです。基本的に返済不要です。要件を満たしていれば必ず貰える助成金とは少し違いますが、一般的にはあまり区別されていません。

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補助金は農業従事者の経営をサポートするもの

自分に合った農業補助金を選ぶには

補助金にはそれぞれに明確な目的があります。自分に合ったものを選ぶには、その目的をしっかり理解することが大切です。補助金には、一般的な補助金で農業にも使えるものと、農業への国の施策としての補助金があります。

<農業で活用できる補助金例>
●事業再構築補助金
●小規模事業者持続化補助金
●ものづくり補助金
●IT導入補助金
●自治体独自の補助金

<国の施策の補助金の主な例>
● 強い農業・担い手づくり総合支援交付金(設備投資したい農家向け)
● 農の雇用事業(人を雇いたい農家向け)
● 農業次世代人材投資資金(新規就農者向け)
● 農地耕作条件改善事業(農地条件を改善したい農家向け)
● ゲタ・ナラシ対策(畑作物に使える補助金)

補助金を選ぶ際は、項目や事業との関連度の高さに注目しましょう。目的や、申請のための要件が細かく決まっているため、要綱をじっくり読み込む必要があります。その中から、自分の事業に活かせるものに申請しましょう。公募期間中に申請する必要があるため、期間は忘れずにチェックして下さい。補助金は前払いではなく、精算払いです。

自分に合った補助金の種類を調べるなら「農林水産省の逆引き辞典」がおすすめです。質問などあれば、補助金の運営事務所に確認してみましょう。

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農業で利用できる補助金は数多くある

農業の補助金受給のコツ

補助金は数多くありますが、受給するためには審査を通過しなければいけません。採択率は高くはないので、コツを抑えて申請し、採択率を上げることが重要です。

まずは、補助金関連の情報に敏感でいましょう。補助金は公募期間が短く、その期間を過ぎてしまうと申請を受け付けてもらえません。公募期間はおおむね3ヶ月~4ヶ月です。その間に要綱を読み込み、申請基準を満たしているかなどをじっくり検討する必要があります。提出する書類にも不備がないようにしましょう。

申請にあたって難しさを感じるときは、農業支援センターなどの担当者に相談してみましょう。農業支援センターでは、書類作成のための講座があったり、見本が用意されていたりすることもあります。また、補助金を申請・受給した経験のある先輩就農者に話を聞いてみてもいいでしょう。

農業補助金利用の成功事例

実際に、農業分野で補助金を利用した成功事例をいくつかご紹介します。

<小規模事業者持続化補助金の活用事例>
●農作業の効率化のためにITツールやドローンを導入
●HPにECを取り入れ販路拡大
●果物狩りを止めて通販にチャレンジ

<事業再構築補助金の活用事例>
●ドローンを活用したスマート農業への移行
●農業副産物の「もみ殻」を原料とする植物由来シリカの製造販売
●農業体験型宿泊事業(北軽井沢ファームステイ)
●都市農業体験サービス「ふぁそら」の展開
●いちご農園から農業資材の販売&加工品ショップによる六次産業化と法人化計画

補助金には様々な種類があります。ご自身の事業計画の目的に合ったものを見つけましょう。

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目的に合った補助金を見つけよう

農業の補助金制度を利用し安定経営を

新規就農の際には多額の資金が必要です。そのハードルの高さを緩和するため、国や地方自治体は給付金や補助金などの支援をしています。すでに就農されている方も、ドローンや農機具などの設備を購入するのにはまとまったお金が必要です。返済不要の補助金制度を上手く活用し、安定した経営を目指しましょう。

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