グリホサートの毒性レベルは

目次

グリホサートの毒性試験

科学的なリスク評価機関として設立されたドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)

では、リスク削減を目的として、消費者の健康保護と食品の安全性に関するリスク評価、科学的助言を行い、食品、飼料、製品の安全性について報告し、政府や民間企業に指針を提供しています。ドイツの政府の科学当局であるが、独立した機関です。

 

BfRはグリホサート イソプロピルアミン塩についても情報提供をしています。

よくある質問について引用します。

 

グリホサートの毒性試験で、どのような性質が明らかになりましたか?

グリホサートは経口投与後、約20%が腸から吸収され、7日以内にほぼ完全に排泄されます。グリホサートの急性毒性(1回投与)は、動物実験およびすべての試験種において、経口、経皮、吸入のいずれの曝露経路でも低いものでした。グリホサートはウサギの皮膚に刺激を与えず、皮膚感作性に関するすべての試験で陰性であることが証明された。しかし、グリホサート イソプロピルアミン塩は目に対して刺激性があります。

NOAEL(無毒性量)を超える量のグリホサートを反復投与した場合、肝臓と虫垂への影響とともに唾液腺に変化が観察され、さらに消化管と膀胱の粘膜への刺激作用と目の白内障が観察された。すべての試験において、健康への悪影響が生じない最大量、すなわち明確なNOAELを決定することができました。

 

引用:https://www.bfr.bund.de/en/frequently_asked_questions_on_the_assessment_of_the_health_risk_of_glyphosate-127871.html

 

 

有害性の指標LD50

化学物質の有害性の指標としてLD50(半数致死量:動物試験などで有害な影響が認められた最低の投与量)があります。

化学物質をラット、モルモットなどの実験動物に投与した場合に、その実験動物の半数が試験期間内に死亡する用量のことで、投与した動物の50%が死亡する用量を体重当たりの量(mg/kg)としてあらわしたものになります。

 

 

LD50は数値が小さければ小さいほど毒性が強いです。

つまり少ない量で影響を及ぼすので毒性が強いということです。

 

グリホサート 除草剤
グリホサート 除草剤

グリホサートのLD50と身近のものとの比較

植物を根まで枯らすグリホサート系除草剤、これはどのくらいの毒性なのでしょうか。

 

グリホサート系除草剤のラウンドアップのLD50は5000mg/kgです。

身近なものでもLD値で比較すると、より毒性の高いものがあります。

 

 

カフェイン 200mg/kg

アスピリン 400mg/kg

塩化マグネシウム(にがり) 2800~3700mg/kg

食塩 3000~3500mg/kg

砂糖 15000~36000mg/kg

 

引用元 農業共同組合新聞:https://www.jacom.or.jp/noukyo/rensai/2019/12/191213-39894.php

 

LD50の数値だけを見ると、カフェインとアスピリンはグリホサート系除草剤ラウンドアップよりも毒性が強いですが、どちらについてもリスクが高いと私たちは感じていないのではないでしょうか。

それは適正な量を適正に使用することでのメリットを利用しているということではないでしょうか。

 

量によってリスクにもなるということ

安全と思っているものでも過剰に摂取すると有害なものになります。

 

例えば、私たちの体に必要な水も摂取しすぎると水中毒という病気になりますし、塩分も生命維持に不可欠ですが、摂取しすぎると高血圧になります。

 

どれも適正な量であるからこそ有益なもので、グリホサート 除草剤も同様です。

 

グリホサートの使い方が正しければ安全であるという科学的な評価をBfR以外の機関も検証や評価を続けています。

グリホサート 除草剤
グリホサート 除草剤
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